アーティフィシャルフラワーはいわゆる造花ですが、こちらはフェイクグリーンと言われる観葉植物系のものです。
何年も前から多肉植物を額縁のようなものに植え込んで壁にディスプレイするやり方はありました。生きている植物を使った場合、水やりや日照など生きていける条件がなければすぐに枯れてしまいますし、成長していくと形が乱れてきてしまいます。が、フェイクブリーンであればそのままの状態でずっと保つことが出来るので、手間がかかりません。また、生きた植物を室内で栽培すると、どうしてもカビの問題が出てきます。ハウスダストアレルギーのある家族の反応もありますし、室内のカビは健康に大きく差し障るので、こういったもので代用するとカビ問題は避けられます。
<使用した素材>
・メッシュフレームA4サイズ(セリア)1枚
・フレームA4サイズ(セリア)2枚
・三角吊金具 2個
・カラースプレー 黒
・接着剤(木工用ボンドなど)
・ビニールタイ(緑色のもの)
・グリーンモス(ダイソー)1袋
フェイクグリーン
・キセログラフィカ(MAGIQ(東京堂)
・エケベリア メリッサ(MAGIQ(東京堂)
・エケベリア ローラ(MAGIQ(東京堂)
・リリーク エケベリア(MAGIQ(東京堂)
・サッカレンテン フロストグリーン(アスカ)
・エアプランツミニ(MAGIQ(東京堂)
・レースシダーバイン(MAGIQ(東京堂)
・エケベリア ピック(MAGIQ(東京堂)
・グラースセダム ミックスブーケ(MAGIQ(東京堂)
・ウスネオイデス(ダイソー)
フェイクグリーンはウスネオイデスを除いて、すべて「花材通販はなどんやアソシエ」さんで購入しました。人気のMAGIQ(東京堂)製は、既に売り切れていて現在は扱いがないものもありますが、材料費はトータルで6,000円ほどになりました。フレーム類は100円ショップで手に入るもので作りました。ネット通販でこのようなものを見ると、かなり高価なので、安上がりに出来たのではないでしょうか。
作り方
1. メッシュフレームを一番上にして、他のフレームは、中に着いている透明のカバーとプレート(といってもダンボール紙ですが)を取り外したものを重ねて接着する。メッシュフレームに奥行が出るように作ります。
2. 一番下のフレームのボードの表面に、グリーンモスを接着していきます。あまりよくは見えなくなるので、多少雑でも大丈夫ですが、取れないようにしっかし付けます。
3. 1のフレームの接着剤が乾いたら、黒のスプレーカラーでムラのないように色付けします。
4. カラーが乾いたら、壁に吊るすための紐を通す三角金具を付けます。
5. フェイクの多肉植物をメッシュ部分に緑色のビニールタイで固定していきます。どこに何を配置するかはお好みで。私は一番大きいキセログラフィカをポイントにして、エケベリアの色や大きさの違うものを周りに配置。その隙間部分を小さなチランジアやセダム(ミックスブーケのものをバラバラにして使用)で埋めるようにしました。そして、それらを囲むように、レースシダーとウスネオイデスを巻きました。
6. 裏からグリーンモスを貼ったプレートをはめこみ、壁に掛けるための紐を通して出来上がり。
フェイクグリーン 多肉植物の寄せ植え
これは、だいぶ前に浅草橋のショップや100円ショップで購入した材料で作った寄せ植え。ラムズリーフがなかなかいい感じです。100円ショップのスタイロフォームを小鉢に入れて、フェイクグリーンを差し、スタイロフォームを隠すために白い細かな石を上に接着しています。