レシピ

レシピ:ポトフ

ポトフ

いわゆる洋風おでんとも言うべきポトフ。圧力なべで短時間で作りますが、肉と野菜からだしが出て、うす味でもとてもおいしくなります。今回は鶏もも肉を使いましたが、ベーコンでも、豚の塊肉でもいいと思います。糖質を下げるには、じゃがいもは入れない方がいいのですが、朝食で少しカロリーが欲しいこともあって入れています。キャベツを1枚ずつはがして使っていき、小さくなっちゃったなぁという時がちょうど作りやすいキャベツの大きさで、圧力なべで芯までやわらかく食べられます。寒い季節には身体が温まるのでよく作ります。


ポトフの材料

ポトフ

<材料> 2人分
鶏もも肉         180g
にんじん(小さめのもの1本) 80g
玉ねぎ(中玉で1/2)     100g
キャベツ(小さいもの1/2) 120g
(じゃがいも        120g)
(ゆでたブロッコリー 適宜)
ローリエ          1枚
黒こしょう粒        8個
ブイヨン          適宜
塩             少々

作り方

1. 鶏肉は一口大に切る。にんじんは縦半分に、玉ねぎもキャベツも半分に。じゃがいもは皮付のまま半分に切る。
2. 全部を圧力なべに入れ、かぶるくらいの水を入れ、ローリエ、ブイヨン、黒こしょう粒、塩を入れて火にかける。
3. 沸騰して圧力がかかったら、弱火にして5分。
4. 急冷して圧力を抜いてフタを取り、野菜が柔らかくなっているかを確認し、もしまだならあと数分圧力をかける。
5. 急冷してフタをとって、味を見て足りないようなら塩を足す。
6. 最後にゆでたブロッコリーを青みとして添える。

わが家の圧力なべは圧力が高く、じゃが芋はすぐに火が通って崩れてしまいがちなので、皮をつけたまま煮て、あとで皮をむきます。メークイン系の崩れにくいものを使うことがほとんど。青みには、ブロッコリーの他、いんげんもよく使います。いんげんは冷凍庫に常備していて、青みがほしい時に役に立ちます。

圧力なべは、時短に本当に便利。わが家では今はご飯をあまり食べてはいませんが、以前は毎日圧力鍋でご飯を炊いていました。20年以上、炊飯器は使っていません。圧力鍋なら玄米でも浸水せずに加圧15分で炊けますし、白米なら加圧3分です。鍋に厚みがあるため、そのまましばらく保温出来ます。

昔、マクロビアンの方に勧められたドイツのシリット社のシコマチック圧力鍋は、独自開発のシラルガンという素材で、琺瑯ですが非常に丈夫で傷もつかず、食材が酸やアルカリの影響を受けないのでおいしく安全に調理できるもの。10年ですが、パッキンなど交換しながら20年以上使っています。そんな良品が、2018年に日本では正式に扱われなくなってしまったようです。なぜ、このように品質が良く長持ちする製品の扱いを止めてしまうのか。日本は安い物を使い捨てにする人が多いのでしょうか?とても残念です。とりあえず、4.5Lのものが少し販売されているようです。